こんにちは~!!
「記事を読んでいますよ~」とお声を頂き舞い上がっているケーキです♪♪
私も皆様からいろいろなものを見たり聞いたりでインスピレーションを掻き立てられております!!
いつも本当にありがとうございます!!
今回はタイトルにありますようにパーティクルで花火を作成しVRChat内で飛ばしてみましょう♪♪
詳しい内容構成を言いますとワールドパーティクルでの制御で
・打ち上げ
・円状に爆発
・残り火をパラパラと残す
この3種類を繋げて作っていきます。
※本パーティクルは記事一番下のリンク(BOOTH)で配布しております。
目次
準備(環境)
作成環境
●Unity 2017 4.15f1
●VRCSDK-2018.12.04.10.25_Public
●Windows10
モデル
VRCに持っていく際にアニメーションオーバーライドに付けていくと思います。
私はクレリックちゃん(ぽんでろ様作成)に付けていきます。
花火パーティクルの作成していこう
まず始めにUnity Hierarchy画面にて空のゲームオブジェクトを作成しておきましょう。
Hierarchy内右クリック → 「Create Empty」(任意:分かりやすいように名前変更しておきましょう。今回は「花火」)
この中に花火のパーティクルを設定していきます。
打ち上げ部分の作成
ではここからはパーティクルを作成していきます。
先ほど作成したゲームオブジェクト「花火」を右クリック → 「Effects」 → 「Particle System」を選択(名前はわかりやすく「打ち上げ」としました)
UnityのSceneでは白いデフォルトパーティクルが出てきていると思われます。
このパーティクルをInspector内Particle Systemのコンポーネントを調節して設定していきます。
今回設定する部分は、
●”打ち上げ”本体
●Emission
●Shape
●Sub Emitters(これは後ほど)
●Trail(お好みで)
では一つずつやっていきましょう。
まず”打ち上げ”本体設定
変わっている部分
●Duration:パーティクルが動作する時間の長さ
●Looping:ループさせるかどうか
●Start Lifetime:パーティクルの表示時間
●Start Speed:パーティクルの速度
●Start Color:パーティクルの色
●Simulation Space:パーティクルをローカルorワールドで使う
次にEmissionとShapeの設定
変わっている部分
●Bursts:指定した時間に通常とは異なった量のパーティクルを放射させる設定
●Angle:Shape(今回はCone)に対する、その地点からの円錐の角度
●Radius:Shapeに対する、円形の表面を持つ形状の半径
最後にTrail(これはお好みでやってください)
Trail自体の表示時間(Lifetime)の設定とRndererのTrail用マテリアルの設定
以上の設定でこのようになります。
円状に爆発する部分の作成
次に花火の要の部分を作成していきます。
先ほど作成したHierarchy内の打ち上げパーティクルをCtrl+Dで複製してください(名前もわかりやすくしておきましょう→爆発としました)
複製した「爆発」のパーティクルをInspector内のParticle Systemを調節していきます。
私は以下のように設定しました。(変更部分は赤枠で囲っております)
追加された項目は本体設定のGravity Modifierです。
花火の枝垂れ感が出るので付けました。
実際にはこのような感じ
複製と値変更なのでそんなに難しくないかと思います。
同じ容量で残り火も作成しましょう。
残り火部分の作成
上で作成した「爆発」パーティクルを複製(Ctrl+D)しリネームしましょう(今回は「残り火」)
こちらもInspectorから調節していきましょう。
ここまで来たら各種パーツは完成しているのでパーティクルを連結していきましょう!!
パーティクルの連結
では3種類「打ち上げ」,「爆発」,「残り火」のパーティクルを連結していきます。
連結するために必要になってくるのがパーティクルのInspector内にある「Sub Emitters」です。
このサブエミッターというのは、現在動いているパーティクルに対して特定のタイミングで追加のパーティクルを設定することができます。
では「打ち上げ」パーティクルのInspector内 → 「Sub Emitters」にチェックを入れ以下のように設定しましょう。
この設定で打ち上げパーティクルが終了したタイミングで爆発パーティクルが開始されるようになりました。
同じく爆発パーティクルのサブエミッターに残り火パーティクルを追加しましょう。
これで花火のパーティクルが完成いたしました!!
これを入れたいモデルにワールドパーティクルとしての設定をすることでVRChatで実際に動かすことが可能になります。
ワールドパーティクルの入れ方はこちら → ”パーティクルを入れてみよう♪(ワールド編)”
では実際にパーティクルとアニメーションオーバーライドを設定したモデルをアップロードして確かめてみましょう♪♪
静止画だと分かりづらいので動画にしてみました!!(ブレブレで申し訳ないです!!!)
一応杖から出るように設定をして見事魔法のように放ってますね♪♪
期待通り!!
最後に
以上!!
ワールドパーティクル応用編「花火」を作ってみたでした!!
作っててこれはかなり自由度と再現度が可能だなぁと思いながらやってました♪
色とかも変えるとかなりキレイなのが出来上がるのではないでしょうか!!
ちなみにこの作成した”花火パーティクル”はBOOTHでも配布させていただいております!!
これを入れるだけで途中のパーティクル設定はしなくてもよいので簡単となっております。
ぜひぜひ使っていただければと思います!!
では今回はここまで!!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪