今年もTourBoxの新製品が来たのじゃよ!
今使っている”TourBox Elite”も使いやすいから
新しいのも期待大っ!
シンプルになって帰ってきた!
“TourBox Lite”じゃよ♪
またレビュー依頼をいただけたので
さっそく使っていってみよう♪
くるみとケーキちゃんがお話してたように、TourBox Tech.Inc様より、新製品のTourBox Liteが新登場!
前回は”NEO”、その次に”Elite”と来て今回は”Lite”
一体どのように変わってきているのか、前回の内容と比較しながらレビューしていこうと思います。
ちなみに”TourBox Elite”のレビュー記事はこちら↓↓
目次
TourBox Lite とは
TourBoxとはクリエイターによるクリエイターのために作られた片手デバイスであり、
その新製品が”TourBox Lite”というソフトウェアコントローラ―です。
TourBox Liteは高頻度の連続操作に最適な部品を採用し、2種類の回転型ボタンと7種類のプレス型ボタンが搭載され、従来機よりもボタンの数を減らしコストカットも図られたTourBoxの最新モデルです。
使用ソフトは前回と変わらず「TourBox Console」で、プリセット機能、ツールにより自動切換え機能など便利なものとなっております。
外観と付属品
TourBox Lite本体や付属品を紹介していきます。
化粧箱
黒地に各種ボタンのロゴが入ったデザインとなっています。
中身の一覧
箱の中身は”TourBox Lite本体”、”USBケーブル”、”マニュアル”、”Safety Istructions”の4つが入っております。
TourBox Lite本体
現時点(2024年3月時点)でカラーはブラックのみのTourBox Lite本体
本体上部にはPCと繋ぐためのTypeC端子がついています。
接続用USBケーブル
付属のUSB AtoCケーブル
“Elite”と”Lite”との比較
左が”Elite”、右が”Lite”
Eliteよりもボタンが減った分、”Lite”は横幅が短くなっている感じ
重量比較
TourBox Liteの重量が327.5g
TourBox Elite(電池なし)が379g
約50gほど軽くなっていますが、基本的には置いて使うものなのであまり軽くなりすぎてもっていうところですね。
Liteもしっかりとした重量感と裏の滑り止めゴムがあるので置いた時の安定感は抜群です!
他に変わっている点として、
〇十字ボタン、ダイアル、サイドのボタンの減少
〇無線接続がなくなり有線接続のみに変更
〇ハプティクスフィードバック(振動モーター)がなくなった
●本体価格
TourBoxは機能面はとても良く使いたいと思ってる人も多くいると思うのですが、どうしても価格がなぁ・・・そんな方に朗報です!
なんと今回のTourBox Liteの価格は・・・¥13,413
TourBox NEOが¥24,980 で Eliteが¥39,960となっており、NEOと比べても1万円以上もコストダウンされています。
価格がすごく安くなってるね!!
専用ソフト”TourBox Console”
TourBox製品を使うためには専用ソフトの”TourBox Console”が必要になります。
公式HPよりダウンロードしてインストールしておきましょう。
-TourBox Console-
解凍するとインストーラーが出てくるので、手順に沿ってインストールしましょう。
既に古いVerがインストールされている場合、古いものをア人ストールしますか?と聞かれますので従って進めましょう。
ソフト起動
TourBox Consoleを起動すると接続方法の画面が出ますので、この画面にてTourBox Lite本体を接続します。
●TourBox Console画面
画面内は大きく3つの構成で分かれています。
①プリセットリスト
プリセットのインポート・エクスポートやオートスイッチなどが行えます。
②TourBoxのボタン配置
認識しているTourBoxの対応しているボタンが表示される。
③プリセット設定
プリセット内の編集等が行える。
プリセットインポート・エクスポート
TourBox Consoleのメイン機能としてプリセット機能があります。
標準でいくつかのプリセットが入っていますが、TourBox公式HPからプリセットをダウンロードしてきてインポートすることができます。
(色々なデザイナー様が使用しているプリセットもあるのでぜひ使ってみましょう!)
同じ内容のプリセットが使えるのじゃ!!
・インポート
上記のページから必要なプリセットをダウンロードしたものをインポートしていきます。
TourBox Consoleのプリセットリストのインポートボタンを押します。
ダウンロードしてきたプリセットファイル(.tb)を選択してインポートします。
インポートが完了するとリスト内にプリセットが追加されます。
名前などはわかりやすく変更しておくと良いでしょう。
エクスポート
こちらはインポートとは逆で自分で作ったプリセットなどをエクスポートできます。
TourBoxプリセットリストのエクスポートボタンを押します。
エクスポート画面が出てくるので、エクスポートしたいプリセットにチェックを入れて”エクスポート”を押すことで完了します。
プリセット編集
インポートしてきたプリセットを使うのでも問題はないのですが、究極を追い求めると、自分にあったプリセットを作るのが最適かと思います。
ここではプリセット編集のやり方を書いていきます。
プリセットを編集する場合はTourBox Console内”プリセット設定”の設定したいボタンをクリックして操作をしていきます。
Conosle内で操作を変えたいボタンを押すことで設定画面が出てくるので、こちらから割り当てたい内容を入れていきましょう。
リストにある場合はリストから選び、ない場合は画面上のショートカットに対応するキーを押して入れていきましょう。
設定ができたら右下の”OK”を押して完了です。
難しくなくて設定しやすいね♪
TourBox Liteを使ってみて
TourBoxの良いところは作業に合わせた操作が直感的でスムーズに行えるところがあります。
もちろんTourBox自体に慣れる(覚える)時間も必要ではありますが、確実に言えることはキーボード操作よりも扱いやすく作業効率が段違いであがると思います!
また、ボタンの形状にそれぞれ違いがあり、ボタンを見なくても指先でのボタン判定がしやすく
こちらもデバイスに慣れるという意味ではとてもメリットなところだと思いました!
カスタマイズ自由な設定
TourBox NEOやEliteに比べてボタン数が減ってできる操作が減るんじゃないかな?
と思って使っていたのですが、こちらはTourBox Console側(Ver5.3.0以降)にて任意の機能を組み合わせで設定できるようになっています。
つまりボタン数が少なくてもNEOやEliteでやっていた操作もLiteのボタン数で実現が可能ということ!
なんなら、設定次第で作業における必要なショートカットはほぼTourBoxで網羅できてしまいます。
(キーボードレスの時代か・・・)
カスタマイズ画面が出てきて実際に本体のボタンを押してボタン項目を増やすことができます。
異次元の改革じゃな・・・!!
まとめ
今回ご紹介させていただきました”TourBox Lite”
私が作業していく上で左手デバイスはコレ!って言えるほどオススメできます!
また、今までNEOやEliteなども使ってきた中で良い点・気になる点をまとめると
●良い点
・シンプルデザイン、ボタン数の減少による覚えやすさ
・ボタン形状が違うので指先での認識がしやすい
・自分好みに設定できるカスタマイズ性能
・Photoshop,Clipstudio以外でも多種多様なソフトに設定ができる
・シリーズ最安で高コスパ
●気になる点
・無線接続がなくなったこと
・割り当てが豊富の代わりの慣れる期間
こんなところがあげられるでしょうか。
今回新たに出た”TourBox Lite”はシリーズ内では軽量版という立ち位置で、従来のものは標準版”TourBox NEO”、フラグシップモデル”TourBox Elite”となっております。
クリエイター向け片手デバイスとして検討されている方はこちらの”TourBox Lite”はぜひ一つの選択肢に入れてみてください!